シエナ色って、どんな色?
シエナ色。英語で黄褐色の絵の具をこう呼びます。 トスカーナの丘に浮かぶ、幻想的な赤茶色の街を見て、いにしえの人はそう名づけたのでしょう。
曲がりくねった道に延々と続く中世の館。ひとつひとつに物語が隠されています。今も残るトラディショナルなグルメ。
数百年の時を経たパラッツォ(館)に寄りかかって食べる伝統菓子。ちょっと勇気を出して小道に迷い込めば、あなただけのとっておきのアートに巡りあえるかも。
郊外に足をのばせば、そこにも宝石のような中世・ルネッサンスの町や、遥かエトルリア時代から人々が愛し住み続けた村があります。
そして煉瓦の原料となる粘土の大地。四季ごとに表情を変える自然。 食文化の源泉にも巡り逢えます。
トスカーナの真髄であるシエナの大地。
それはあなたの知らなかった、もうひとつの美しいイタリアです。